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【要約】メモの魔力を就活生が自己分析がてら読んでみた

勉強部屋

皆さんはメモしますか?
私はなかなかメモをしない方です。
メモしておいた方がいいのだろうなと感じたとしても、ノートやらペンやらを出すのが面倒でやらないこともあります。

そんなズボラで、絶賛就職活動中のくしょごみ女子大生が、前田裕二さんの「メモの魔力」を読んでみました。

筆者の前田裕二ってどんな人?

筆者である前田裕二さんは、SHOWROOM株式会社の社長です。
ちなみに、SHOWROOMとはライブ配信アプリで、誰でも気楽に配信を楽しめる点が魅力です。

そんな前田さんは「メモ魔」だそうで、たくさんメモするようです。
就職活動の時には自己流で作った自己分析ノートはなんと、30冊を超えてしまいました!

「メモの魔力」はこんな人におすすめ!

「メモの魔力」は付録がとても豪華です!1000問にも及ぶ自己分析と読者の「軸」が載っています。
そのため、就活生や転職したい人、人生に不安を感じている人におすすめです。
1000問の自己分析を行うことで自分が生きる上で大切にしていること、つまり「軸」が見えることで迷わずに突き進むことができます。
読者の「軸」では色々な人の価値観に触れることができるので、刺激になります。
もちろん、付録だけではなく本の内容も、これからどう生きるのかや、自己分析のやり方が書かれているので役に立ちます!

「メモの魔力」要約・感想

メモの魔力は、序章、第1章から第5章、最終章で成り立っています。

序章「メモの魔力」を持てば世界に敵はいない

自分を知り、確固たる「人生のコンパス」を手に入れる。そのためのツールとして強い力を発揮するのが、本書で紹介する「メモ」なのです。

前田裕二「メモの魔力」より

この章では、前田さんがなぜメモにこだわるのかと1~5章の説明がされています。

1章 メモで日常をアイデアに変える

ここから具体的な前田式メモの書き方が分かります!

「ファクト→抽象化→転用」で前田さんはメモをとっています。
よくメモと言われて皆が書いているのが、ここで言うファクトです。
しかし、事実を書くだけでは周りの人と差がつきません。

そこで重要なのが抽象化です。

抽象化とは、他に応用可能な法則はないかを探す作業です。

さらに、そこから何かにその法則を使えないかと考える作業が転用です

ノートの使い方も書いてあるので今すぐ前田式メモを取ることができます!

メモの本質は「振り返り」にあります。振り返ったときに、そこから抽出できる学びの要素が実は信じられないほどたくさんある。「ファクト」を「抽象化」して、それをどういう風に自分に「転用」してアクションするのか?そこまで導き出して初めて、メモとしての意味が出てくるのです。

前田裕二「メモの魔力」より
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2章 メモで思考を深める

前田式メモを初めて直面するのが、「抽象化めっちゃ難しい・・・。何かいて良いか分からない。」です。
そこで、2章ではどのように抽象化すればよいかが書かれています。

抽象化の種類は3種類で、「What(何)」か「How(どうやって)」か「Why(なぜ)」に分けられます。

Whatはファクトに対して別の名前をつける作業で、割と簡単です。
Howはファクトの特徴をまとめていく作業です。
Whyはなぜそうなったのかを考えます。

HowとWhyは難しいですが、その分深掘りできるのです。

言葉によって熱がつい漏れ出て伝わってしまう現象も、単に熱量があればよい、というものでもなく、かなりの部分を言語化の力に頼っている感覚があります。What型抽象化の訓練によって、自分が紡いだ「生きた言葉」で話せるようになると、共感者が自然と集まってくるようになります。

前田裕二「メモの魔力」より

3章 メモで自分を知る

ここでは巻末付録の自己分析1000問の具体的なやり方が書かれています。

その他にも、自己分析の目的、やり方なども触れているので、就活中であんまり楽しくなかった自己分析も前向きに取り組むことができました!

ただ「やらなければならないこと」が次第になくなっていくこの世界において、「自分は何者か」「何をやりたいのか」を見つけることは重要です。やりたいことがわかっていればあとは「やるだけ」なので、重要なことに自分の命を集中させることができます。

前田裕二「メモの魔力」より
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